ニューハーフのはじまりまじまり
『物心ついたころから女性のものにしか興味がありませんでした。洋服も男の子が着るようなものを期待とまったく思いませんでした。仮面ライダーにもドラゴンボールにもキン肉マンにも全く興味がありませんでした。
母親にはヒミツのアッ子ちゃんのテクマクマヤコンコンパクトを買ってもらいました。もちろん仮面ライダーの変身ベルトなんてほしいと思いませんでした。でも自分は男の子なんだということは理解していました。』
ニューハーフの苦悩はこういったことから始まります。小さいときから女性ものにしか興味を持たなかった人もいれば、ニューハーフとして目覚めだしたのは二十歳を眼前にしてからという人もいれば40過ぎてからニューハーフになりましたという人もいます。ニューハーフになるきっかけはどうしても「コレ」というものがないんです。
気付いたら男性としてではなくて女性になりたいと思っている自分がいるという環境になっているんです。人はもちろん変人扱いをします。ニューハーフは今でこそ面白い人が多い新しい人としてのジャンルだと認識されつつありますが、そんなの最近の話であり、以前は堂々と歩くことなんてできなかったしできるだけ街中では声を出さないようにして、電話も人前ではでなかったりしていました。ニューハーフとよく間違えられているのは性同一性障害の人達です。彼らは障害の持ち主です。
これは何かというと、ニューハーフというのはきちんと自分が男性であるということを理解したうえで女性を目指します。しかし性同一性障害は自分が思っている性と肉体が一致しないこと。男性にも女性にも見られる障害ですが見た目は男性だけど女性だと思っているひとはもちろん女性の恰好をして、大人になれば化粧をして女性のようにふるまいます。しかし性同一性障害を知らない人はニューハーフと間違えるのです。もちろんこういった人たちにニューハーフといってはいけません。
なぜなら、それが相手にとっては傷つく言葉だからです。一般人からしたらニューハーフと性同一性障害なんて区別つかないよ!って人が多いと思います。
ニューハーフというのはもともと夜のお店で働いている人に向けて言われる言葉です。ゲイバーとかニューハーフバーとかいったりますよね。普通のバーとはなんら変わりませんよ!ってことを知らせるための言葉。結局、そこで働いている性同一性障害の方も同じくくりにされてしまいますが、本人たちにとっては性転換手術の費用を稼ぐためには仕方のないことだと割り切ってニューハーフバーで働いている人がいるみたいですがほんとはすごくつらかったりすると思います。
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